FC井出洋介麻雀コントローラーをMAME用に改造
夏休みの自由研究的な
そもそものきっかけはGitHUBで見かけた、こちら
ファミコンの井出洋介名人の実戦麻雀コントローラーを
ProMicro使ってUSBに変換してMAME用配列のキーボード化できると
必要なモノ
・ProMicro
SparkfunのPro Micro – 5V/16MHzがオリジナル、安価な中華互換機でOK
AliexpressならUSB-C版2個で10ドルくらい
国内は1個で1300円前後(電子工作ステーション)
IDEからはArduino Leonardoとして使う事が可能
中華互換MicroUSB版の在庫で作成しましたが、USB-C版の方が快適かと。
・井出洋介名人の実戦麻雀コントローラー
ジャンク品を漁るかフリマやオークションアプリで
高くても1000円前後で買える事が多いです(新品同様の美品は除く)
作業前に分解して、超音波洗浄機で念入りに洗っています。
・MicroUSB-USBケーブルまたはUSBC-USBケーブル
端子を覆う樹脂が極力小さいものがオススメ
USB-Cは薄いものが多いのでそのままで行けるかと
理由はフタが閉じれなくなります、樹脂を削れば対応出来ますが
短めでいいならAmazonでコンパクト端子版があります。
・Arduino IDE
開発環境、無料なのでインストールしましょう。
で・・・配線は?
Githubにありがちなんですが
自分が分かってるから、他人も分かるやろ?的な
いや、わからねえよ・・・書いてよ?(逆ギレ)
(よくよく見たら文章で書いてありました)
PullRequestみたら配線された画像がアップロードされてました!
(ただし鵜呑みにして大変だった)
井出洋介名人の実戦麻雀コントローラー本体の配線をそのまま使って
PROMicroに直接ハンダ付けしてしまえばおkです
ロット差で英語だったり日本語だったりあるようですが、問題なく動作しました。
作成
はんだ付けは惨憺たるデキなのでお察し下さい。(フラックス忘れた)
ワイヤーはもっと余裕を持ってカットしたほうがよかったです。
この長さだと取り回しがギリギリなので。
お芋さんがいますがスルーして下さい・・・
裏側の抑え部分を適当にえぐりとります
ペンチとかプライヤーでグリッとねじればキレイに取れます
ちょっと取り過ぎた気がしますがセーフ。
一部のコネクターでは頭が当たって蓋が閉まりませんので
ザクザクと切り裂いて細くしてあげて下さい。
コンパクト端子版を使うと、そのままフタを閉める事ができました(ダイレクトマーケティング)
ネジ止めすれば、ハードは完成です。
スケッチの書き込み
ProMicroをPCに接続します
Arduino IDEをインストールしている環境で
Jissen_MJ_USB_Controller.inoをダウンロードします
保存先を開き、IDEに関連付けされているのでダブルクリック
なんか警告でますが、ハイをおして続行します
デバイス名にArduino Leonardo等デバイス名が出ている事を確認したら
スケッチの書き込み(黄色い矢印)をクリックすればOK
完了後はキーボードとして動作するようになります
配列はMAMEデフォルト準拠になっていました。
トラブルシューティング
ProMicroが認識しない
MicroUSBケーブルが通信非対応だと
通電ランプがついてもPC接続時にデバイス接続音が出ません
USB-Cはほぼ死滅しましたが、MicroUSBは充電性能の関係から多く使いまわし時に注意。
MicroUSB端子がもげた
もげるものらしいです・・・USB-C版は改善されてるらしいのでオススメ
本体コネクタを上下から押さえつつケーブルをやさしく引っ張ると壊れにくい(かも)
普通に抜き差しするとダメなんじゃないかな(壊れた事ないけど)
ボタンを押しても反応しない
コントローラーは古い物なので通電が怪しくなっている場合があります
特にNボタンが無反応ありがち。他のボタンを使って通電するのなら
ゴム部分と基板の接点部分を鉛筆でなぞれば、だいたい解決します。
〆
これが一番かんたんなMAME用の麻雀コントローラー(キーボード)だと思います
今回は内部に格納する形で作りましたが
ファミコンの拡張端子とケースを用意すれば、本体を非破壊でのアダプターも作れますね
というわけで(?)今回はプチ電子工作回でした~
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