レトロビットジェネレーション3を購入

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3だけ安くなってた

色々調べたところ、日本版発売元のJNNEXは公式サイトが消えてなくなってまして
Twitterアカウントも乗っ取られてるのか、変な発言してたり。
お察しな感じですから、現金化とかで安く流れてきたのかなぁと
某還元率お高いセール中だと中古品よりも新品の方が安い逆転現象になったのでポチっと

うさんくさい製品と思われがちですが、こちらの製品は
Retrobit正規ライセンスを取得しているので色々と安心なのです

ROM抽出

元ネタは発明の友さんのあと追いです
いまさら感ありますが、やることに意義があるということで。

分解と改造

前の2つのゴム足下に隠しネジがあるので外して分解
SDカードスロット脇にUART通信用のスルーホールがあるので
2.54mmのピンヘッダを半田付けして差し込めるように改造します

SDカードスロットとぶち当たるのでニッパーでちょっとえぐりました

下準備

USB UART Bridgeにドライバーをインストール(ドライバー配布サイト)
デバイスマネージャーでビット/秒を115200へ変更しておきます
各自UART通信する製品毎にドライバーは異なるのでご自身で確認してください


レトロビットジェネレーション3側の増設したRX/TX/GNDピンに
USB UART BridgeのRTD/TXD/GNDを同じようにあわせて接続します

こんな感じにつなぎます。(見本用)

あとはUSB UART BridgeをPCに挿入し
Tera Termから新しい接続でUSB UART BridgeのCOMポートを指定(自環境ではCOM4)

設定からシリアルポートで115200へ

全般設定から言語をUTF-8へ変更します。

レトロビットジェネレーションにSDカード(FAT32)を差し込み、起動します
うまく行けば上記のようにブートシーケンスが表示されます(メモリすくなっ)
レトロビットジェネレーションを出力している画面側で起動が終わったのを確認したら

cp -r /system /storage/extsd

上記(システム丸ごとコピー)を入力してエンター、数分待って入力待ちになれば抽出は終了です。
ゲームROMファイルはSDの中にあるので、適当に掘り起こすと良いかと思います

余談

本体動作だと妙に重かったり再現性よろしくない
付属のサターンパッドもどきがめちゃくちゃ安っぽいw
あと4KモニターにHDMI出力したら信号なしに(なんでよ
SoCがAllwiner H30でメモリすくないのが重さの原因?

ピンヘッダはハンダのノリが悪いので注意
接触不良だとTera Termの画面で白い豆腐が出ます
裏面のハンダホール付近を少しヤスるといいかも。(自己責任で)

ROMを抽出できても、patchedが付いている
一部のファミコンROMはエミュレーターで遊ぶと画面がバグります
SFCのゲームはしばらく遊んだ限りだと問題ないんですが・・・

追記)2022年8月11日
patchedのROMはFCEUX系だとバグらずに遊べました(サイドポケットで確認)
Mesen等は表示がおかしくなるので注意が必要です。

象さんとキリンさんに乗って戦えるゲームってこれくらい?
マジドロは初代絵が一番可愛いと思う

これで合法的にグレートラグタイムショー(海外版)や
マジドロプラス1を遊べるので満足です

あ、本体はそのまま大事にしまっときます