Razer kishi v2を買いました

日常,製品レビューRazer kishi v2,エミュレーター

そもそも

エミュレーター機もある程度は動いたDinguxベースから
Android機やUMPCのWindows機が出されるようになってきています。

後者はWindowsなので自由度が高く使いやすいのですが高価です
Android機もDingux機も凄まじい円安とインフレで
以前ほどのお得感がなくなってしまいました。

そら50ドルが8000円の時代ですからね・・・

それなら

型落ちのAQUOS R3(AU)中古をゲーム専用にした上で
Razer kishi v2を組み合わせたらどうかな?とそう言う経緯でのレビューになります。

Razer kishi v2

AQUOS R3をセットした所

どう見ても任天堂Switchライクですが、優れているのは十字キーしかもへこみタイプ
ボタンもメンブレンではなく、柔らかめのメカニカルスイッチで入力感はとても良いです

反対側から

XBOX準拠のボタン表記、USB-Cでの接続になります
イヤフォン端子は使えないのでBluetoothかスピーカー出力で使う形ですね
奥のトリガー横にある小さいボタンはカスタムボタンですが
アプリがアレであまり役に立たない感じ

USB-Cの充電端子があります(PD対応)

ここのUSB-Cに充電機能があるので、セットしたまま充電が可能です

USB-C端子。

こちら側と反対側の一部色の違う樹脂パーツは交換可能で、端末の厚さや薄さに対応できます。

RAZERのロゴ

Aボタンそばにある白ポッチは接続時に点灯します
アナログレバーはSwitchのそれにそっくり。

いいところ・わるいところ

Good

ハードの作り込みがとてもよく、家庭用コントローラー並の品質はあります
kishiV2経由での充電も可能なのでゲーム専用機として運用するのには最高かなと
Switchと違って十字キーなのがストレスなく快適です

有線ですから遅延も気になりませんでした。安い製品買うなら、これ買った方が満足度高いと思います
目線も自然な動きになるので疲れにくいのと、周りから見ても違和感がありません。

Bad

専用アプリのお粗末さ、まぁ今にはじまった話じゃないのですが
ランチャー機能とボタンカスタマイズとファーム更新にSNS対応が付いてきますが
ランチャーからエミュレーターを起動して遊ぶと
Nexusが繰り返し停止していますと暴走します・・・

ボタンカスタマイズも同時押しには非対応
既存のボタンが割り振れるだけ・・・即座にアンインストールしました。

スマートフォンのボディカバーを付けて遊ぶことがほぼ出来ません
AQUOS R3は背面ガラスなので、定評あるSpigen製のボディカバーを使っていたのですが
端子の差し込み不良となり、見た目はささるけど認識しません
やむなく側面と背面だけを保護する薄い300円の樹脂カバー使ってます。

後はDualshock4と同じように、スマホと接続しっぱなしだと
給電し続けるので電池の消耗が激しくなります(端末から給電停止できない)
端末をゲーム専用にしてSIMなし運用、使わない時は電源オフにすればOKでした
でも出来ればハード側にオン・オフスイッチあるといいなあって。

イヤフォン端子のスルーが出来たらなおよし。

総評

現時点では満足できるAndroid用コントローラーですが
改善の余地はまだまだあるように感じました。

特にソフトウエアは論外なので早急にまともな改修が望まれます
別になくても遊べるのが救いでしょうかね、迷機Razer Raijuの迷走っぷりを彷彿とさせます。

おまけ

セガサターンやPS2がそれなりに動いてくれるので
出先で暇つぶしながら遊べるのは良かったです

スーパーリアル麻雀は復刻してもスーチーは・・・

DuckStationも快適で再現性もたかく、8bit機は言うまでもなくヌルヌル
AQUOS R3はアプリの外部ストレージアクセス問題からOSを11にせず10で止めています
(ブラウジングしませんからね)

コストパフォーマンスやスマホが陳腐化した時の事を考えると悪くなかったなと