フットシャッターを作ってみた(半押し対応)

カメラ,日常,電子工作

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII用だけど

E-M1 Mk2くらいから専用端子からCanon RS-60E3/PENTAX CS-205互換に変更され
いわゆる2.5mm3極端子になり、おサイフにやさしくなりました

今回の工作は、他端子も変換ケーブルなどを作る事で原理的には対応可能です
本格的に作るならはんだごてが必要ですが、ステレオ端子台を使う事で楽しています

必要な物

・オジデン OFL-2YV-S3 (2段式 1aフットスイッチ)

半押し対応できる2段式フットスイッチ、最重要パーツ。
4~5000円位?Amazonだと5000円半ば
自分はたまたまAmazonでアウトレットがあって3000円代でした。

・ステレオ端子台(メス) 400円くらい
オスをそのまま刺せばケーブルいらずですが・・・(さすがに見栄えがね)
中間端子として強度的に2.5mmでは不安なので3.5mmタイプを利用しました
フットスイッチを分解して、メス型端子をハンダ対応のものに変え
ケーブル部分を使って内部に固定してもいいと思います

・2.5mmオス3.5mmオス ステレオケーブル(3極)


以外とないんですよねこういうケーブル
一部のヘッドホンには使われていたりしますが・・・
ステレオケーブルに2.5mm変換コネクタ使うとか、自作するとか電気街めぐるのもいいかと。

接続方法

工作のうちにも入らない超お手軽配線!(ハンダなし)

OFL-2YV-S3から伸びている4芯ケーブルをそれぞれ剥いて

背面にどの色がどのスイッチなのかを示しています
アクション1に半押し、アクション2にシャッターがくるように配線
緑と白をまとめてGND(アース)へ、右を黒、左を赤に端子台でねじ込んで上げるだけです

フットスイッチ側のGNDが個別になっていますが、一緒にしちゃって大丈夫です

アウトレットのお陰もあって総額4000円位で作れました

(参考)RS-60E3/CS-205の結線

 

ステレオRとGNDで半押し、ステレオLとGNDでシャッターを押す事ができます
上記のサイトでは、他社製の端子や接続方法も回路図が掲載されているので
ほとんどのメーカーのレリーズを足踏み対応にすることが可能です

抵抗とか挟むタイプは正直、面倒くさいんですけど
独自端子だけなら安価なケーブルを途中で切断、導通調べて結線でおしまいです

実際どうなのよ

両手が空いたまま撮影出来るので、物を持った状態での撮影とか
長いケーブルにすればセルフポートレート(自撮り)もしやすいんじゃないかと(やらないけど
作業するときにマクロ撮影とかでも、足で半押し対応でシャッターが出来るのは思ったより便利でした

既製品もありました

追記

こちらは15,000円にケーブル代で各種機種に対応しているようです
作るの面倒な人や配線が綺麗な方が良い人はこちらがよいかと