キヤノン EOS R5/6 世界最高8段手ブレ補正 のはなし
発表会がありましてね?
8段の手ぶれ補正で世界最高という触れ込みが気になりまして
キヤノン:EOS R5 | 手ブレ補正
世界最高8.0段 手ブレ補正効果
オリンパスのE-M1 MarkIII(E-M1X)でボディ7段、シンクロ7.5段
8段は地球の自転も考慮しないといけないと言われています
これ以上は地球の自転が影響する–手ブレ補正7.5段を載せたオリンパス「OM-D E-M1X」
8段あたりになると角度の変化が自転の速度と同じになるという。7.5段は、自転の影響がないとは言えないとしつつ、実現できるギリギリだとしている。
オリンパスでもギリギリと言っているのに
はたしてフルサイズセンサーで出来るの?と言う素朴な疑問が
キヤノンに聞いた「EOS R5」「EOS R6」一問一答(その2) 新バッテリーの違い、動画の熱対策、手ブレ補正など
補正段数が高まると地球の自転による影響を受けると聞きますが、今回のカメラは最高8.0段分の効果とのことで、何か対策されているのですか?はい、地球の自転による影響も含めて補正するシステムとなっています。 …
キヤノンは自転も考慮した補正をしているとハッキリとした断言でした
実用的な手持ち長秒撮影は出来るのか?
ちなみに後継のE-M1MarkIIIもE-M1Xと同じ手ぶれ補正ですが
それを使った長秒撮影チャレンジが行われています(7段補正)
手持ち10秒でも安定のオリンパス「OM-D E-M1 Mark III」で足早に向かう夕暮れの銀座を撮る – 価格.comマガジン
ということで手持ち1秒から、立ち位置で脇を締めて撮影開始。電柱の看板の文字がブレていないこと撮影後に確認しながら、シャッター速度を遅くしていく。結果は10秒までブレなかった。引き続き同じ条件でOM-D E-M1 Mark IIで撮影したが、これもブレない。ということで優劣付けがたい結果になった。試しに20秒で撮ってみたが、これはどちらもブレてしまい、文字がピンボケに見える。高感度に弱いフォーサーズにとってこれは強力な武器になる機能だ。三脚不要でこんなにスローシャッターが使えるなら撮影の可能性はかなり広がる。機会があれば今度は12-100mm F4.0レンズで検証してみたい。
オリンパスがシャッタースピード10秒でもブレていないのですから
7段よりも上の8段と言うのであれば、期待しますよね?
消されたサンプル画像
作例ページで手持ちシャッタースピード2秒の画像を見たら等倍で
明らかにブレているので「え?」とおもったんです、で同様の指摘がありました
EOS R5の作例の滝のやつめちゃくちゃ手ブレしてない?
石もぶれてるから被写体ブレじゃないよね?https://t.co/rXwaZrSiV8 pic.twitter.com/rwtAC61DRP
— たくやふぉと📷 (@TakuyaPhotos) July 9, 2020
それから翌日、作例ページから手持ち2秒の撮影画像が削除されていました(告知なし)
手持ちの写真があった時の作例ページ(WebArchive)
キヤノン:EOS R5 | 撮影サンプル
ミラーレスカメラEOS R5の撮影サンプルをご紹介しているページです。
まぁ
実機で長秒撮影チャレンジとかやってくれると思うのでそれを待つしかないですね・・・
しかしCIPA基準だと実用とは乖離しすぎているんで
オリンパスはもっと強くアピールした方がイイと思います。
Twitterだとカタログスペックで舞い上がってる人おおすぎ
カメラがカタログ性能至上過ぎていてマーケティング先行にもほどがある
8K4K動画でも、排熱問題による問題点が指摘されていますし
この機種は発売後にどういう評価になるのかなぁ
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