復刻版ミニハードの中身とか

エミュレーターA33,R16,Z7213,ミニハード

プレミアついたりしてますね

ニンテンドークラシックミニから
最近のメガドライブミニ2、イーグレット2ミニアストロシティミニまで
ほとんどの復刻ミニ系のSoCは、同一の物が使われているようです

上記の記事から引用すると

R16=Z7213であることは間違いないだろう。

2017年に発売されたニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンでも
Allwinner TechnologyのR16を使っているので、R16ベースのZ7213まで加え、
復刻ゲーム機の多くはR16の器に収まったというわけである。

AllWinner R16を調べてみた

復刻ミニハード大手zuikiさんのWEBページに記載がありました

で、AllWinner R16は、AllWinner A33としても販売されています

比較してみると、性能的に全く同じものですね。この記事から引用すると・・・

追加情報 2014年7月30日
「A33」のチップ単価は4ドル(約400円)程度となっているようです。中国製品を輸出販売する Aliexpress 等では Android 4.4 搭載の9インチサイズタブレットが価格60ドル(約6,000円)程度のものも登場しています。

なるほど発売当初(2014年)でも4ドル/個のSoCですか・・・
AndroidタブレットだとAndroid4前後の頃で当時でも6000円とか?

表示も1280×720止まりなので、今でも在庫潤沢なのもわかりますね。

X68000Zのクラファン

もの凄い勢いで目標達成どころか超突破してますが
この製品のSoCもZ7213が使われているようです

ただX68KZの場合では
キーボードとマウスが本体みたいな価格になってるようで
本体分を勘案すると15000円前後なのかな?

この製品の場合、ゼロベースであれやこれやを作るようなので
一般向けはまだまだでしょうけど・・・

これだけクラファンが成功したら、BIOSとかOSの権利許諾いけそう?
(X68000のBIOSとOSは無償公開されてますが、商用NGだった気がするので)

セガサターンミニが出ない理由

R16/A33/Z7213だと単純に性能不足なんじゃないかと思います
Raspberry Pi4と同等のCM4で3Dゲームだと定格40~50フレーム前後でもっさり

だからこそSwitchのサターントリビュートの形態で販売してるんじゃないかなって

プラモデルに組み込んでミニサターン作ったよ動画です

パンツァードラグーンは45fpsで3Dでは概ねフルレートでない
ガワの関係でCPUファンを付けられないけど
ファン付けてOCしても60fpsは無理だろうと言及されています

これじゃあ復刻ミニハードはコスト的にも、しばらくムリでしょうねえ・・・

PSクラシック

ちなみにR16よりも上の性能を持つMediaTechのSoCで発売した
PSクラシックは不出来で不評のあまり
海外では25ドルでぶん投げられるくらいでした
オープンソースのPCSX Rearmedで再現性に難があるのが大きかったかと

皮肉な話で、暴騰しているRaspberry Piよりもコレをハックして(コレとかも)
安価なベース機にするといいよ!って今さら言われてたりしますが・・・
(元の性能は他のミニ機よりも上なので理にはかなってます)

PSはPSPやVITAの非力ハードですらとても良好な再現度でしたから
内製エミュレーター使わないのが不可解でしたね(下請にぶん投げ?)
内製の成果を汎用で流出させたくなかったとかもあるかな?

中華エミュレーター機がこぞってAndroidOS機やWindows UMPC機になったのも
上位ハードの再現性に最適化諦めて、力押しを選んだ事からもミニの限界って感じでしょうか?