Far East PinballさんのEastern スタンド一体型アーケードスティック for NSをバラす編

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Switch用スタンドとミニアケコンがセットになったヤツ

こういうのですね

製造は終了されていると思われます
今回フリマアプリでご縁があったので、修理必要という事ですが突撃しました
色々パーツが足りないので、とりあえずバラシまでです。

レッツ分解

まずくり抜きされている後ろから、マイナスドライバー当ててボールを取ります

天板まわりのネジも外してあげるとパカっと開きます

Leonardo Pro Microの互換品がついてました、マイクロUSBタイプです
これがもげまくるので、自作キーボード界隈や自作界隈ではもげマイクロとまで言われています。
ネジは直なので、頻繁に開け閉めする人はインサートナットを埋め込んだ方がいいかも。

みごとにもげマイクロされていました。
本体側ではなくSwitch側のUSB-Cだけ抜き差しが前提なんですよね
下手すると10回未満でもげちゃうので
界隈ではエポキシやパテ硬化でコネクタ周辺を改造してました
あまりにもげるので、強化版のモゲナイマイクロまで出る始末。

ちなみに内部ボードの状態がこちら
ホットメルトでmicro部分は固定と保護されていたようです
ジョイスティック側はピンヘッダではなく直ハンダになっていました
基板の固定は超強力両面テープでガッチガチでした。

大変でしたが引き剥がした結果、ホットメルトはすぐとれました
色々設計がギリギリ限界なので2040CEとかは工夫が必要な感じ。

修理への道

その1
もげマイクロを気合と根性でUSB端子を再度はんだ付けする

かなり大変、正直一番やりたくないがソフト面では一番楽
たぶん工場だとペーストハンダを加熱ラインに流して大量生産してるだろうと予測

理由はライブラリーに使われている
SwitchControlLibraryをカスタマイズされているのですが
スケッチは未公開なので、書き込み済の物を復活できるなら
その辺の面倒くさいのをさくっと全部解決できます。
購入者ならいざしらずフリマで落としたヤツが製作者さんに問い合わせるとか、厚かましいにもほどがあるわけで。

その2
USB-C端子のマイクロで置き換えてスケッチを自分で書く

やりました。

USB-C版はハンダ方法から足が4本あるのでもげにくいです
心配ならエポキシかパテ盛ればより安心でしょう
こちらの問題は前述したスケッチを自前で書く必要がある事

ただSwitchControlLibraryはポケモン自動入力の話ばかりで
ジョイスティックとしての運用情報がほぼゼロです。たすけてAIさん!

LED機能はつける気がないのですが
恐らくLEDライブラリー使ってカスタマイズされてると思われます。

番外どころか本命?
GP2040CEの基板を外に出し中で配線を引っ張っておこなう


楽で機能性もあがりますが、見栄えは最悪といっていいレベル。

互換性を保ちたいならSparkFun Pro Micro – RP2040みたいなのを使えばOK
アリエクならパチモンがありますね。
GPIOも任意に変えられるので、元と合わせればよいですし
ホットキーも同じように変更すればLED対応も可能になりそうです。

どのみち色々パーツが足りてないので発注待ちです。



ザックリ言って、この筐体ぎりぎりの設計と
各種穴あけと3Dプリントの時間と手間暇を考えると
12000円ってボランティア?赤字上等だよねと思いました…
好きでないとやれないと思います。ユーザーサポート考えたらねえ;

内部構造を出してるところがないような気がするので
今回は記録として出しておきました。

さいきんは、ほどよい感じにバランスが戻りつつあります
後は急激に寒くならない事を祈るばかりですね。

日常

Posted by あんこ